楽天kobo touch(glo) 「次なるガラパゴスをつくってはいけない」


次なるガラパゴスをつくってはいけない
雑誌『WIRED』VOL. 4 より抜粋

kobo買収の意味するもの
Koboの買収は、これから勃興する(であろう)日本国内の電子書籍市場にのみ狙いを定めた話ではない。
国内市場で電子書籍を販売するためにKoboと業務提携をした、というのとはの次元が根本的に違うのだ。

楽天が全世界100カ国以上でサーヴィスを展開する事業者を手中にしたということは、彼らがAmazonと世界
中で全面戦争を戦うことになる
という意味であって、それは同時に日本市場での覇権争いは局地戦にすぎな
いことを意味する。日本におけるKoboの成功/不成功は、グローバルビジネスとして見たら必ずしも生死を
決する一大事ではないはずだ。

日本市場のために3億1,500万ドルの買い物は、どう考えても見合わない。

コボタッチとキンドル


アマゾンとの違い
KoboのサーヴィスがAmazonと際立って違っているのは、世界中の誰もが単一のストアからすべての本にア
クセスできる点
だ。それを実現すべく、Koboは版権の取り扱いに関して全世界発売/全英語圏発売を前提と
したビジネスモデルを構築してきたが、これは各国でそれぞれの国の「ストア」を立ち上げてきたAmazonとは
逆だ。

いずれ日本人のぼくらが買えることになるだろうKindleは、自動的にAmazon.co.jpに関連づけられることに
なるはずで、当然のことながら、それはUSやUKのストアとは異なった商品構成となる。

ここではリージョン、あるいはテリトリーという壁が、高く立ちはだかっている(Koboは自社デヴァイスを発
売しているが、家電量販店で買うことができ、デヴァイスを買わずともアプリを通じてパソコン、スマートフ
ォン、タブレットでも同じ本を読むことができるなど、さまざまな位相でオープンな戦略をとっている)。

楽天koboの目指すところ
次なるガラパゴスをつくってはいけない」と三木谷はインタヴュー中、繰り返し語る。Koboというオープン
なプラットフォームを手にしたいま、その言葉は新しい可能性を伴って響く。

「Koboと出合った瞬間、新しいイマジネーションがどんどん湧いてきましたね。例えば漫画。世界中で日本の
漫画を読みたい人はたくさんいるわけです。フランスのFNACなんかに行くと、レジ横のいちばんいいところに
『神の雫』が置いてあるんです。

フランス人が日本のワイン漫画を読むか、と感慨深いわけですが(笑)、Koboであればリージョンを越えて売
買することが可能になりますから、読者の裾野が世界的に広がることになる
んですね。これは大きいですよ」

楽天 ブックス 外箱


世界のeBook市場においてKoboはAmazonの唯一のコンペティターになるだろうと言われている
英国、フランスではすでにAmazonと市場をニ分するほどまでの勢力になりつつある。日本では果たしてどうだろうか。




この記事でも触れられているのを見ると、koboの欧州での存在は日本で思われているより大きいものかもしれま
せん。日本ではある意味新興企業である楽天に、余り良い目が向けられていないもの事実ですし。

Koboの端末自体を言うならば、決して世界の市場で遅れを取っていないのが、当ブログの過去の記事からもある
程度推測する事ができます。

とかく、社内公用語の英語化など大きな変革を起こす為、異端の目で見られる事の多い楽天ですが、世界を視野に入
れた企業としてはある意味当たり前の決断であり、今回の英語圏のkobo社の買収ひとつを取っても英語化等のプロ
アクティブな変革がプラスに働いたのではないかと思います。

日本はガラパゴスな企業の群れ→その中で楽天は異端な企業=世界標準で戦える企業という式が成り立つのでは
ないでしょうか。少し強引ではありますが、そんな気概のある企業じゃないと日本の閉塞感は打ち破れないと考
えます。


ではでは

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