(海外記事) eブックの巨人の衝突: kobo 対 kindle


楽天とアマゾンの電子書籍を巡る戦いを取り上げた米国の記事を見つけたので翻訳してみます。

記事はkobo社の買収日のものです。



Eブックの巨人の衝突:RAKUTEN、VS Amazon

楽天 対 アマゾン
(2011年11月9日)

本日、カナダのeブックを操業するkoboを獲得する為に、楽天が3億1500万ドルの取引を行ったとのニュースが流れました。よくやった! 過度に複雑な日本のeブックリーダー(iPadの出来損ない?)のうねりの中に、日本の最大のEコマース小売業者は、まだ勝者のいない日本のeブック革命における、約束された牽引者として世に出る準備を始めたよう見える。

ただしそれは、ジェフ・ベゾスがキンドルを振りかざして待ち構えていなければ――あたかも日本の出版社をむりやり現代世界に追い込もうとする電子書籍界の黒船のように――の話である。業界の専門家によれば、アマゾンは電子書籍サービスの日本版(およびキンドル)を年内に導入するとみられている。



推定で、日本のeブック市場は2010年に650億円(8億3300万ドル)となった --まだ印刷物の後塵を拝しているが、日本の出版者を慌てさせるのには十分だろう。

また、BookScanのようなの新興企業の成功により、出版社がそれを望むかどうかに関わらず、eブックが日本において大きな存在になるのは時間の問題と言えます。


アマゾンは、日本のe-リーダーに対して、アップルがスマートフォンで行ったのと同じ事ができるか?

はたまた楽天がホームグラウンドで、彼らのライバルをかわす事となるのか?


アマゾン kindle 対 楽天 kobo


ラウンド1:ガラパゴス フィーバー

昨年、日本のエレクトロニクス・メーカーはたくさんのe-リーダー、及びiPadを追い出す事を目的としたタブレットを発売しました。しかし1年が経ち、大部分は生産が中止される、あるいは永遠に日の目を見ない運命にあります。

例えば、シャープの出来の悪いGALAPAGOS e-リーダー・タブレット。高度な最先端技術だが、余りにも日本に特化し過ぎる日本の習慣を皆に思い出させる事に加えて、そのデバイスは、より鈍いiPadの模倣物の物としてしか有名になりませんでした。不幸な事に、この特徴は殆どの日本のe-リーダに見て取れます。

シャープがGALAPAGOSの生産中止をするまでに、一年も経ちませんでした。


これまでのところ、楽天のeブックストアRabooはパナソニックのUT-PB1およびソニーのリーダーのみ互換性を持ちます。そのため、Rabooが日本のeブックストアで最高の支配権を持つ事を望むならば、様々な形およびサイズのタブレットや多数のeリーダーとの競争をしなければなりません。


アマゾン・キンドルと違いを明らかにする為に

さらに、滑らかで、軽量で、話にならないくらい手頃な値段で、かつ3GおよびWiHiの機能を備え、使いやすいデジタ・コンテンツ管理システムを持っていなければなりません。そして、eインクも忘れずに。

懐疑論者は、外国製品としてキンドルが、日本人消費者の好みに合わないかもしれないと主張するでしょう。

しかし彼らは、iPhoneに関してもそのような事を言っていました。


勝利者:アマゾン
アマゾン ジェフ ベゾス


ラウンド2: 漢字のマスタリング

日本語は、悪評高い学習するのが難しい言語です。また3つの異なる形式を持ち、読みは更に難しいです。また、ちょっとどんな感じかと言うと、伝統的な日本のフォーマットは、典型的なものは上から下に、右から左方向に読みます。

何年もこの事が、世界の残りがEPUBを選んだ一方で、余りメジャーではないが、日本語に対応しやすいXMDFフォーマットを採用した電気会社の為の目に見えない防御壁となってきました。しかしもう違います! 

シャープとボイジャー社は、伝えられる所によれば、新しい共通のフォーマットを開発することを計画しているらしいが、それは理論的には競争フィールドを平等化し、アマゾンが楽天を押しのける助けとなるであろう。


楽天が既にEPUBの時流に乗っている事を以外に。ホームの利点は、コンテンツの観点で言うと、8月に立ち上げられたRabooが10,000のタイトルを備えた有利な滑り出しをした事でしょう。

一方で、日本のキンドルが、どれだけのタイトルを提供するのかは明らかではありません。中規模の出版社PHPインクがおよそ1,000のタイトルをアマゾンに提供し、また他の出版者とも同様の取り引きをするであろうとレポートされています。

言うまでもなく、1,000のタイトルは10,000には及びません。また10,000は、キンドルがアメリカで提供している90.000タイトルには遠く及びませんが。

アマゾンはハードウェアの面では優れていると言えるかも知れません。しかし、それをバックアップするためのコンテンツの選択肢の広さ無しでは、差を広げられないでしょう。

勝利者:楽天

楽天 三木谷

ラウンド3:価格

キンドルの売りの一つは、他のeリーダーより手頃な値段である事です。またそれは、一般にそれらのハードカバー相当額より数ドル安い書籍の価格も含めての事です。0.99ドルほどで売れる自費出版の本は言うまではありません。
Rabooは・・・そこまでではないでしょう。



ウォルター・イサクソンの新しくリリースされたスティーブ・ジョブスの伝記を例にあげます。アマゾンのeブック・バージョンは11.99ドルで、アマゾンのハードカバーでの価格は17.88ドルです。Rabooにおいては、そのeブックは1,995円でハードカバーと同一価格で提供されています。


アマゾン・ジャパンが米国でのように、それらのeブックの割引を日本で同様に提示する事が出来るかどうかは、今のところ不明です。しかし、それらができれば大きなアドバンテージになるでしょう。

勝利者:アマゾン


最終評決:アマゾン(少しの警告とともに)

アマゾンは、これまでの経験とやり方のノウハウがあります。しかし、楽天のCEO三木谷浩史が持つグローバルな野心のために何点か懸念するべき所があります。


アマゾン・ジャパンが小売市場ではまだ、楽天に次ぐ二番手の端役を務めているという事実は言うまでもありません。いづれにせよ、どちらの会社も戦う事なく倒れるつもりが無い事は明らかです。




以上です。

アメリカから見た楽天対アマゾンの対立の見方が感じ取れる記事です。

アマゾンに勝って欲しいという記者の気持ちが滲みでていて興味深いですね。アメリカの支配を嫌がる為にkoboの勝利を予想として結論付けた英国の記事とはまた違った思考です。

アマゾンが安い価格でEブックを日本で展開すればアドバンテージになると記者いっていますが、日本の出版社の拒否感を考えると逆に、新書の取り扱いや品揃えでディスアドバンテージになりそうな気もします。

買い叩かれるのはどこの出版社でも嫌ですからね。

ただ長期スパンで考えるならば、やはり消費者本位であるものが残っていくのがビジネスの世界です。

楽天もある時点でアマゾン同様なEブックの価格をハードカバーより低く抑える戦略をとるべきとも思います。日本の出版社もいつまでもKindleを無視続けるわけにはいかなくなるでしょうし。

スピード感をもって変化に適切に対応する事が楽天にできるかが鍵ですね。


今後も面白い記事がありましたら、取り上げたいと思います。



ではでは



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